WEBってリンクの集まりなのにね

なんだか巷では、無断リンクに関する是非が問われていますねぇ。
私はね、WEBに情報をアップロードしたその瞬間から、その情報はネット上で「共有される」という認識でいます。


だから、リンクして欲しくない記事や、共有したくない情報があるならば、認証させれば良いと思うのですよ。
極端な話、個人情報や顧客情報、国の重大機密(!!)なんかは共有されちゃ困るわけですから、厳重なセキュリティで守られてますよね。


急にネット人口が増えてきたせいか、「その認識、違うと思う」というWEBサイトに出会うこともしばしば。
WWWと言うのは、その名のとおり、クモの巣のように情報がハイパーリンクでつながれています。
その情報へのリンクは、WEBにアップした時点でそれは自由であり、読むも読まないも自由。
リンクというものは、そもそも、自由なんです。


だけど、こういうと、「じゃー、2ちゃんねるにリンクしていいわけ?w」と極端なことを言う人がいますけれど、


これすなわち、モラルとマナーの問題。


おかしい主張だ、と思っても、「リンクしないでください」と主張していれば、リンクをしないのがマナーというものだと思います。


リンクフリーだから2ちゃんねるに晒しても自由なんぢゃねーの?、というのはモラルの問題かと。
2ちゃんねるが悪いと言っているわけではありません。ここは利用者の心がけ次第では、ゴミを得るかダイヤモンドを得るか、の世界ですから。)


大げさな話、そういう行為って、公衆便所に人のケータイ番号やメールアドレスを書くのと同じ行為だと思うんですよ。
だからと言って、誰もが公衆便所のラクガキにある電話番号に電話して良い、ってことじゃないよね?


勝手にリンクして欲しくない記事があるのならば、そのページはWEBサイトで公開しない(ローカルで保存)か、認証制にしたほうが手っ取り早い。その方法が分からないからと言って、リンク禁止とうたうのは、ルールの押し付けにほかならない。


そもそも、無断リンク禁止っていうの、変だと思いますけどね^^;

天使?それ、言いすぎっ!

実は、娘のことを「天使だ」と比喩されるのはあまり好きではありません。

そりゃ、はじめは「天使だ」って思わないとやってられねぇーって時期はありましたけどね。
だけど、ダウン症児の親以外の人に「天使」と言われると、なんだかチカラが抜けてしまいます。


自分の子がダウン症だと伝えると、
ダウン症の子は天使だっていうよね」
ダウン症の子は人懐っこくて可愛いよね」
「大学に行くダウン症の子もいるんだよね」


ってお決まりのセリフが帰ってくる場合が多い。


そう言われても、

だから?

と思うことが多いんですよ。


確かに可愛いよ、自分の子だもん。
だけど、「ダウン症だから可愛い」って言われると、何で?って思う。


言葉に迷って、結果的にそう言うしかなかった、っていう気持ちは分からないでもないですよ。
だって、病院のドクターだって、「最近のダウン症のお子さんは長く生きることが出来ます」とか、「大学にいくお子さんもいらっしゃいますしね」って言うくらいだもの。


私は
「はぁ。でもウチの子がいけるとは限りませんけどねぇ」なんて、突っかかりましたけど^^;


なので、ビジターの方で「天使ですよね」と仰ってくださる方には、やんわりと(?)「それは言いすぎ」と答えるようにしています。


確かに、「天使」は言いすぎ(笑)。
でも、「可愛い」のは確かです。
基本的に「優しい子」が多いですしね。


でも、天使っていうのは、これはダウン症に限らず、すべての子供に当てはまるんじゃないかなぁって。
自我が芽生えて「イヤイヤ」が始まると悪魔に見えるでしょうが、寝顔を見ると「天使だわ♪」って思うでしょう?
それをダウン症の子だけに当てはめるのは、なんだか、こじつけにしか思えなくて。


以上、ダウン症児の母の勝手なたわごとでした。